【JISP】ネパールで新規事業の署名式が実施されました!!

【ネパールで新規事業の署名式が実施されました】
(English translation follows)

2/20 在ネパール日本国大使館にて、
ネパールで開始予定の新規案件の贈与契約の署名式がとり行われました。

大使館からは西郷正道駐ネパール 大使、
JISPからは代表理事の吉田真由美が署名者として出席しました。

またカトマンズ市防災部、現地提携団体のNFYN、過去事業に参画した
支援団体や専門家がかけつけてくれました。

当団体は、約9,000人が犠牲となった2015年のネパール大地震以降、
同国での心理社会的専門家の育成や、災害対応の向上のための取り組みを、
外務省の助成のもとに継続してきました。

これまでは、コミュニティ支援に関わる個人や支援団体・機関を中心に
能力強化を行ってきましたが、今回の事業では、カトマンズで「モデル地区」を選抜し、カトマンズ市防災部との連携のもと、これらの区で日本の自主防災組織と同様の取り組みを立ち上げるための支援を行います。

もちろん、心理社会的支援の側面からも、能力強化を行っていきます。
この事業には、過去の事業で育成してきた現地専門家が、今度は支援実施を
サポートする立場として参加してくれます。

いつもJISPの活動を応援してくださっている皆様に、
活動について報告できるのを楽しみにしています!

 

【A signing ceremony for a new project in Nepal was conducted】

 

On 20th Feb 2020, a signing of a Grant Contract between Mr. Masamichi Saigo, Ambassador of Japan to Nepal, and Ms. Mayumi Yoshida, Representative Director of JISP, was implemented for a project to be started in Nepal soon.

The ceremony was attended by the representatives of Disaster Management Department of Kathmandu Metropolitan City (KMC), local partner organization and various local support organizations and professionals who participated in our past training program in Nepal.

JISP, with the support of Japan’s Ministry of Foreign Affairs, has been continuing training of psychosocial professionals and activities to improve community disaster response, since the occurrence of the 2015 Gorkha Earthquakes which claimed the lives of nearly 9,000 people.

In this project, we’ll collaborate with the Disaster Management Department and Urban Health Department of KMC in launching a mechanism similar to Japanese “Jishubo” or Voluntary Disaster Prevention Organization in a few selected Model Wards within KMC.

As an NGO focusing on Mental Health and Psychosocial Support, training on psychosocial care will continue to be part of important objectives in the new program.

It is worth mentioning that the local professionals who were trained in our past projects will be supporting implementation of this new program by using their skills gained from our program.

We look forward to staring this project and working with the people of Nepal for the improvement of disaster response in Kathmandu City!

ネパール サプタリ郡での調査活動報告

【ネパール サプタリ郡での調査活動】
JISPは、毎年モンスーンによる豪雨で甚大な洪水被害を受けるネパールのサプタリ郡で、過去2回にわたり、水系感染症を防ぐために安全な水を提供したり、緊急的な物資ニーズにこたえるための支援事業を実施してきました。

これらの経験を踏まえて、
毎年洪水が起きるたびに物資配布を行うだけではなく、コミュニティが災害に対応する力を根本的に底上げするための支援ができないかと考え、ニーズ調査を実施することになりました。

現在、本部スタッフ(吉田真由美)と地域防災専門家(市居嗣之)が、
被災地域の行政や女性グループなどと協議を重ねながら、避難への住民の意識啓発や、地域住民と協力した避難方法の確立、避難所運営、心理社会的支援の実施などの可能性について、調査を継続しています。

毎年災害が起きることが予測されている地域において、どのようにサステイナブルな支援を実施することができるかを、検討していきたいと思います!

洪水で被害を受けた住民にきれいな水を!Vol8【ネパール】

【インターン活動報告2】
[English Follows]

JISPは、8月に起きた洪水で大きな被害を受けたサプタリ郡で、洪水被災者支援を続けています。昨日に引き続き、プロジェクトのモニタリングで派遣した、ネパール人インターンたちの活動報告をお届けします。

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2015年11月以前の活動状況は、JISPのFacebook(下記にリンク)にてご覧ください。