東日本大震災後5年間に及ぶ心理社会的支援活動を綴った本です。


「トラウマケアとPTSD予防のためのグループ表現セラピーと語りのちから」

〜国際連携専門家養成プログラム開発と苦労体験学の構築〜

JISP本

 

東日本大震災より日本で活動してきたイスラエイドとJISPの心理社会的支援の内容を盛り込み、「グループ表現セラピー」と「語り」のちからの有効性について、臨床実践と研究をふまえて

実戦的に明らかにしようとする国際的取り組みの書です。

編著者:
井上孝代、いとうたけひこ、福本敬子、エイタン・オレン

2016年9月発刊

定価:本体 2,500 円+税

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書評


立正大学特任教授 水野修次郎先生

本書は国際NGOイスラエイド(IsraAID)とJISP(日本イスラエル・サポート・プログラム)との国際連携活動で生まれた。国際連携活動は、3つのレベルで実施された。①東日本震災被害者に対するIsraAIDの支援活動、②国際連携による支援者支援活動、③さらに援助専門家養成活動である。これに付け加えて、本書が記述するのは、この連携活動のテーマとともに援助者の「語り」に基づく「苦労学」というテーマである。苦労学とは、援助者が援助という体験を通じて何を学ぶかというテーマを追求する学問体系である。続きはこちらから


静岡県立大学短期大学部 社会福祉学科 助教 伊藤恵美先生

本書について、社会福祉学を専門とする者として、そして、PTSDから回復した一サヴァイヴァーとして、感じたことを記したい。続きはこちらから


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