Exemple

JICTER:ワークショップ開催

JICTERはトレーニングにご参加いただいた方によって、活動を継続しております。

11月11日明治学院大学にて開催された多文化間精神医学会にて、JICTER(日本国際トラウマ/緊急センター)及びMCC目黒の共催で、おおよそ1時間のアートセラピーを主軸としたワークショップを開催しました。

臨床心理士の方を中心として13名の方にご参加いただき、ちょうどいい人数でワークショップを行うことが出来ました。
最初は静かにゆっくりとワークが展開していく感じでしたが、次第にそこかしこで笑い声があがるようになり、温かな時間となりました。

シェアリングで多くの気づきを共有していただいたのち、オーガナイザーの井上孝代先生より表現セラピーとトラウマ・リカバリーについてのミニレクチャーを行わせていただき、ワークを閉じることとなりました。

参加して下さった方から、
「トラウマ体験の中で人と安心してかかわることすら難しく感じられる中、どうアートを取り入れていくのだろうかと疑問に思っておりましたが、今日実際に体験し、アートを通して人とのかきねをへらし、コミュニティを作るのだとのこと、よく理解できました。ここまで安心やここでは受け入れられるとの間隔がもてたのは驚きでした」

「言葉のやりとりなどではすれ違ったり流れてしまうところを、視覚的に体感的にシェアできるすばらしい体験でした。話し合うよりも温かく深い共感、共有を感じられた気がします」

「久しぶりにこうしたワークをしたが、やはりおっしゃっていた通り、『つながり』はすごく感じられるワークで、それがいいなと思った。明るさ、希望といったイメージがトラウマからの回復に必要であることが体感できた」
といったとても嬉しい声をいただきました。

参加して下さったみなさま、どうもありがとうございました。

Facebook