【ネパール サプタリ郡での調査活動】
JISPは、毎年モンスーンによる豪雨で甚大な洪水被害を受けるネパールのサプタリ郡で、過去2回にわたり、水系感染症を防ぐために安全な水を提供したり、緊急的な物資ニーズにこたえるための支援事業を実施してきました。
これらの経験を踏まえて、
毎年洪水が起きるたびに物資配布を行うだけではなく、コミュニティが災害に対応する力を根本的に底上げするための支援ができないかと考え、ニーズ調査を実施することになりました。
現在、本部スタッフ(吉田真由美)と地域防災専門家(市居嗣之)が、
被災地域の行政や女性グループなどと協議を重ねながら、避難への住民の意識啓発や、地域住民と協力した避難方法の確立、避難所運営、心理社会的支援の実施などの可能性について、調査を継続しています。
毎年災害が起きることが予測されている地域において、どのようにサステイナブルな支援を実施することができるかを、検討していきたいと思います!