4月2・3日の週末、JICTERではイスラエイド派遣セラピストのハナン・スニール氏による2日間の「サイコドラマワークショップ」が行われました。
今回は、これまでもJISPのパートナートレーナーとしてワークショップのファシリテーションを頂きました株式会社プレイバック・シアター研究所のみなさまに多大なご支援を頂き、東北から四国まで、日本で心理劇を実践されている方々にご参加いただくことが実現しました。
様々なウォームアップアクティビティで安全な場所を丁寧に築きながら、〈主役〉をグループが見つけていくプロセスを経て、ロール・リバーサル、ミラー、ダブルなどの技法を実際に体験しました。人を苦しめる〈秘密〉というのは暗がりを好み、光〈暴露〉を嫌うものであり、サイコドラマはそこに光をあてることで秘密から力を奪うことを試みたり、グループのなかで光をあて共有することで、その人は一人きりではなくなることを知りました。構造化されたサイコドラマがもつ治癒の力を体験を通し学びました。サイコドラマやプレイバック・シアターを実践されている方も多くご参加頂きました今回は、提供する側にとっても「間違いができる」安全な場所を作り出す重要さについて、新鮮な気づきがあった等のご感想を多く頂きました。