Exemple

YLP参加者からの声

[English Follows]

昨年開催した、Youth Ledership Project 2015に参加した、東北出身の今野拓人さんによるレポートです。

=JISP Youth Leadership2015に参加して======
私はこのプログラムに参加して、大きく2つの有意義な点がありました
まず、大震災という共通の経験を持った2カ国の高校生が共にプログラムを行い、互いの経験について考えることができた点です。これまで一方的に自分の経験を話したり、東北の人間同士で経験を共有することしかしたことのなかった自分にとって、遠いネパールの地で自分たちには想像もつかないような経験をしたネパールの高校生と直接話をすることはとても生々しく、自分の中に響くものでした。
さらにプログラム中はもちろんのこと、5泊6日という時間を共に過ごすことで、プログラムの外でもたくさんの意見の共有ができ、それまで自分から遠い存在であったネパールという国やそこに住む人がプログラムを通してより近く感じられたことも大きなことでした。
次に、JISPという団体は心のケアを専門とする団体なので、プログラムの中で自分にもできる心のケアを学ぶことができたのは、とても有意義でした。これまでどんな方向から被災した人たちにアプローチしていけばいいのか分かりませんでしたが、自分にも微力でもできることがあることに気づき、震災への関わり方の幅が広がりました。
震災は日本だけでなく世界中で起こっています。しかしそのすべてが日本と同じように復興している訳ではなく、何年が経過しても震災から立ち直れない国も多くあり、実際ネパールも山間部での復興が進んでいない事実があるということを知り、またモノの復興だけでない人々の心の復興の必要性を感じ、長期的に震災に向き合っていくべきだと思いました。
これからもこのプログラムの学びを活かして、広い視野をもって自分にできることからしていきたいと思います。
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Name : Konno Hiroto, born and raised in the Tohoku region, writes about the Youth Leadership program in which he participated last year:

I appreciated this program for two main reasons.

First, since the program brought young people from two countries who experienced disasters (Japan and Nepal), it enabled them to reflect on the experience together. Until then, I only knew about my own disaster experience; by spending six days with students from Nepal – a country far away – I could relate to them and their own unique experiences. Nepal did not seem to be so far away anymore.

Secondly, since JISP focuses on mental care, through the program it designed I was able to learn about this aspect and what I can do to address the needs of those who experienced an adversity.

Disasters happen not only in Japan but all over the world. Not all countries have the same capacity to overcome these disasters : it is a long process to recovery – not only in material terms but also psychologically.

I’d like to take what I learned from this program, make use of it, and do what I can.

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