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御船町学童保育所 夏休みサポートボランティアに参加してくださった、千葉大学看護学部の瀬戸葵さんによるレポートです。
「8月22日から27日まで熊本へ学童保育のお手伝いをしに行ってきました。24日からは学校がはじまり、午後からだったので午前中はボランティアセンターへ行ったり、レスキューストックヤードの方と仮設へ行ったりしてきました。
熊本についての報道がほとんどなくなってきていることから、現地に入るまでは、正直私にやる事はあるのだろうか？ボランティアは必要ないのでは？という気持ちがあった。しかし、熊本へ行ってみるとそれは間違っているということにすぐに気がついた。
24日の午前中はボランティアセンターへ行った。その時に行った事は地震後の家のお片付けのお手伝いであった。私はもう家の片付けはどこも終わっていると思っていたので正直まだお片付けが終わっていない家があるということに驚いた。片付けが終わったあと家の方は何度もありがとうと行ってくださった。『片付けなきゃとは思っていたけどなかなかできなくてね…気持ち的にもめいっていて…でもこうしてみなさんにお片付けしていただいてやっと前を向けそうです。ありがとうございます。この恩は一生忘れません。』片付けが終わるとそう言っていた。また仮設へ訪問したときもどの方も笑顔でお礼の言葉を言ってくださった。レスキューストックヤードの方は『みんなが忘れていないっていうことを知るだけでも嬉しいし力になるんだよ』と教えてくださった。
今回の熊本で私は報道がほとんどされてはいないが復興はまだまだこれからであり、多くの力が今後も必要であることを感じ、報道がされないのであれば私が私の感じたこと、思ったことを多くの人に伝えなければいけないと強く思った。私は東日本大震災で復興には長い時間がかかること、多くの長い支援が必要なことを知っている。これからも長く長く熊本と関わって行きたいと思った。」
Seto Aoi, a nursing students from Chiba University, shares some thoughts after her volunteer experience with JISP at the nursery school in Mifune Town, Kumamoto.
“I joined the volunteer team for 5 days, spending time both at the volunteer center and at the temporary houses. Before going to Kumamoto, I didn’t know much about the area and honestly, I wasn’t sure there was anything I could be of help with. But soon after I arrived there, I realized that was not the case.
One morning, we went to the volunteer center. On the way there, I was surprised to see that still some houses weren’t tidied up. After joining the clean-up of one house, the person living there thanked us and said : ‘Although I often thought that I had to tidy-up the house, It was difficult to do so as I a felt quite depressed. After receiving all the volunteers’ help, I feel more positive. Thank you. I will never forget this sense of gratitude.’
We heard similar words at the temporary houses, when people thanked us and said : ‘just by knowing that everyone haven’t forgotten us makes us happy. It gives us strength.’
The recovery process is very much from now on. I felt there is much need for a helping hand in Kumamoto.”
