7月2・3日、石巻市にてTOMODACHIイニシアチブ・PBV(ピースボート災害ボランティアセンター)・JISPの3つの団体が共同で若者向けのトレーニング・プログラムを行いました。東北・関東・関西地域から14名の高校生や大学生が集まり、石巻市の牧山市民の森にてキャンプをしながら防災のワークショップや心のケアに関する話し合いを行いました。
1日目は、ピースボート災害ボランティアセンターのトレーナーによる、災害ボランティアリーダーシップ研修、安全管理研修、またテント設営、非常食を使った夕食作りなどを行い、災害発生を想定した実践的な学びの機会を得ることができました。テントで寝泊りすることが初めての参加者もおり、日常生活のなかでは学ぶことできない体験を得るとともに、未来の災害が発生した際、リーダーとして活躍するための一歩を踏み出しました。
2日目は、午前中JISPのトレーナーによる、PFA―Psychological First Aid心理的応急処置―、ストレスマネジメント研修を行いました。東日本大震災で実際に起きた事例などを通し、心のケアについて学んだり、自分の心と向き合う貴重な時間を持つことができました。午後は、石巻市内の訪問し、東日本大震災の被害の大きさや、復興の現状を自分たちの目で見ることができました。最後は二日間の振り返りを行い、今後のアクションプランを作成しました。
今後、参加者のみなさんがそれぞれの地域のリーダーとして活躍することを期待しています!