2015年4月より行ってまいりました、イスラエル・日本両国の講師による表現アーツおよびクリエイティブセラピーのトレーニングプログラムであるJICTER第1期〈ファシリテーション実践〉が今月無事、最終回を迎えました。
1年間120時間のプログラムの75%以上を受講された7名の方にご参加いただきました。
PTSD予防としてのトラウマケアのための多様なツールをご紹介したJICTERでの学びを生かし、個人あるいは2人1組のコセラピストシステムで、ターゲット層、セッションの目的などを含めアクティビティを事前に計画し、順番でファシリテーションを行います。ファシリテーター役でない受講者は、ファシリテーターが設定したターゲット層のクライアント役として積極的に参加することを通し、クライアントの経験とはどのようなものかを体験的に学びます。
1セッション1時間30分、ファシリテーターにはアクティビティ実施に45分が与えられ、残りの45分で参加者からのフィードバックが行われました。5回のセッションでは、アート、ビブリオ、ダンスムーブメント、包括的なクリエイティブアプローチなど、受講者のみなさんはそれぞれの個性が生かされた素晴らしいワークを計画実施されました。フィードバックでは双方向の対話であり実践的で活発なディスカッションが展開されました。
2日目の終了後には、受講時間を記した修了証が、JICTERエグゼクティブディレクターである井上孝代先生より授与されました。
受講者のみなさん、素晴らしいワークをありがとうございました!継続のご参加、本当にお疲れさまでした。
テーマ毎にご参加をいただきましたみなさまにも、改めてお礼を申し上げます。お一人お一人のご経験や個性は多様性を高める貴重な要素であり、各回の学びがより深いものとなりました。ご参加ありがとうございました。