熊本でのJISP初動調査のご報告です。4月24日より、熊本に今後のニーズアセスメント調査に入りました。
1日目の活動が終了し、様々な指定避難所、未指定避難所(教会)を回り、ヒアリングと子供向けの簡単なワークショップを行ってまいりました。
写真を見ると、ひどい惨劇ですが、被害は局所的であるのが印象的です。一部の町、村では高い確率での被害になっていますが、熊本市内では、被害のある、なしでは、非常に差が顕著に出ていました。
熊本市内にある教会(未指定避難所)では100名くらいの避難者がおり、家屋倒壊での避難というよりは、不安などによるものが多く、身を寄せられています。
写真にもあるように、Points of Youを活用して、子どもたち向けに簡単なワークを実施いたしました。
今回であった子どもたちは、とにかく元気。どのような被災状況にあったか個々の子どもたちの実情はわかりませんが、とにかく明るくワークに取り組んでいました・・・若干名暴走気味のお子様はいらっしゃいましたが・・・ポストもびっくりな元気さです。
話変わりますが、現地の物資の状況。
あふれかえっております。これでは、営業再開している店舗がつぶれます・・・
無理やりでも持って行ってほしいくらいの状態にあるようです。
徐々に物資→医療のフェーズに入ってきているのではと、現地の避難所統括リーダーはおっしゃっていました。
DMAT、TMATは今週前半で撤収、JMATが引き継いで医療対応をするとのことですが、徐々にストレスの蓄積が様々な症状を引き起こしてくると思います。
我々の団体は、看護師等を伴って、ストレスリリーフや心のケアで支援をしてまいりますので、もしそのような情報がありましたら、お寄せください。
JISP理事 市居